著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

関西大商学部卒の桃園怜奈は「令和の高学歴ものAV人気」を牽引 奈良県で最も歴史の古い県立郡山高校卒

公開日: 更新日:

 小学生の時、全国模試でトップ5に入ったり、中学では学年1位をとったこともあるという優等生だった。高校は奈良県立郡山高に進んだ。3年前に創立130周年を迎え、県内でもっとも古い歴史を持つ名門だ。文武両道で知られ、高校野球では夏6回春6回、甲子園に出場。一方、進学校としても高い実績を誇る。今年は国公立大147人、関関同立571人(同志社女子大を含む)の合格者を出している。

 3本の契約本数をこなした桃園はきっぱり、AVの世界から足を洗った。大学卒業後は関西の大手建設会社に就職。経理部に配属されたが、入社2カ月後、人事部から呼び出しがかかる。すでに社内で「あの新入社員、AVに出ていた桃園怜奈ちゃうんか」とウワサが流れていたのだ。人事部長から真偽を問いただされた。その場はシラを切り通したものの、色眼鏡で見られることが多くなり、次第に会社には居づらくなっていく。

 なんとか踏ん張り1年数カ月が過ぎた頃だった。インターネットで何げなく“桃園怜奈”と検索すると、復帰を待望する声がたくさん出ていた。桃園はAV業界に戻ることを決断。会社に退職届を出した。24歳になっていた。復帰に際して「経理は他の人でもできるが、桃園怜奈は自分しかできない」といった趣旨のことを語っている。

 電撃復帰してまもなく6年。その人気は衰えることなく、毎年十数本の作品を出し続けている。高学歴女優らしいしたたかさも持ち合わせているようだ。

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