「立って」仕事をすれば健康で長生きできる(1)座りすぎは血流を悪化させ病気を招く

公開日: 更新日:

 近年、「座りすぎ」が体に悪い影響を与えることが明らかになってきた。かねて座りすぎ問題を研究し、警鐘を鳴らし続ける岡浩一朗教授(早稲田大学スポーツ科学学術院)は、「座りすぎによって、いろいろな問題が生じます」と指摘する。

「よく『いい姿勢で座ってください』と言うと、深めに腰掛けて背筋を伸ばす人が多いんです。その姿勢の何が“いい”のかを尋ねると、『見た目がいい』とか『骨盤が立つ』といった答えが返ってくるんですね。でも、その姿勢では、太ももの裏がギュッと押され、ふくらはぎは動かず、鼠径部は折れ曲がって、すごく詰まった感じがすると思います。下肢にある血液を心臓に戻さなければいけないという血流の観点に立つと、何もいいことはありませんよね。5分動かないだけで、血流は悪くなります。30分後にはさらに非常に悪くなる。でも、痛くもかゆくもないじゃないですか。だから気づかないんですよ。こうした意識のなさが、座りすぎ問題の背景にあるんです」

 血流が悪化すれば体にとって良くないのは明らかだ。下肢に70%ある筋肉がまったく使われない状態が長時間続くと、運動器はもちろんのこと、代謝機能にも問題が生じる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山田涼介が「令和最強アイドル」と評されるワケ…主演ドラマ「一次元の挿し木」は玉森裕太を三歩リード

  2. 2

    沈黙貫く橋本愛vs佐藤二朗「週刊新潮」で反論の泥沼化…SNS連投で"自滅"を心配する声も

  3. 3

    『ひよっこ』再放送記念、神回「ビートルズがやって来る」再録

  4. 4

    骨折で入院中ですが…ブラジルに惜敗した森保Jを巡る一部炎上報道で心が痛い

  5. 5

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  1. 6

    男子バスケ日本代表に激震、ホーバス監督“解任”の真相…過去には八村塁と確執も 

  2. 7

    孤立深まる高市首相…国会10日ぶり正常化でも続く“包囲網” 与党内からも反発の声噴出の自業自得

  3. 8

    佐藤二朗騒動の余波!「福田組」の長澤まさみへの“ハラスメント”舞台挨拶の悪ノリ動画が再注目…女性視聴者は嫌悪

  4. 9

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  5. 10

    村上誠一郎前総務相が高市政権バッサリ!「これが本当に保守政治なのか」…突きつけた自民「立党宣言」との乖離