【穴子と豆腐の柳川鍋】冷房で冷えた体がじんわりと温まる
だしの香りと湯気が食欲をかきたてる。暑いからと、冷たいものばかり食べていたことを思わず反省。身も心もほっこりと温まる一品だ。
甘じょっぱいふわふわの煮穴子と、アツアツの豆腐を、卵が優しく包んでいる。ゴボウの野趣あふれる風味がいかにも体によさそうだ。食感のアクセントにもなって箸が進む。
「柳川鍋といえばドジョウですが、一般家庭ではなかなか用意できないですよね。そこで今回は、煮穴子を使いました」(野田さん)
煮穴子はスーパーで手に入る。少々お値段は張るがウナギのかば焼きで作ってもいい。ごはんにかけて柳川丼にすれば、夜食にもぴったりだ。お好みでさんしょうをかけて召し上がれ。
《材料》
・煮穴子 1パック
・豆腐 4分の1丁
・ゴボウ 3分の1本
・卵 1個
・三つ葉 適量
・刻みのり 適量
・だし汁 100㏄
・濃い口醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
《レシピ》
(1)ゴボウはよく洗ってささがきにして、水にさらしあく抜きをする。
(2)煮穴子と豆腐は食べやすい大きさで。
(3)鍋にだし汁と調味料を入れあく抜きしたゴボウと、②を入れ火にかける。
(4)くつくつしてきたら溶き卵をまわし入れて蓋をする。卵の固さはお好みで。
(5)器に盛って三つ葉、刻みのりをかける。