リモートワーク時代の暮らし 地方の「ほぼ家賃0円」を探す
リモートワークの充実により、家賃の高い東京から神奈川、埼玉、千葉に住む人が増えています。かつて、私も東京近隣に住んでいましたが、最終電車に間に合わず2万円もタクシー代を払うことも……。結局、家賃は3万円高くなりましたが、東京に住み始めたものです。
今は、そんな状況ではありません。7月の完全失業者数は197万人。前年同月に比べ41万人の増加。6カ月連続の増加です。収入はないのに家賃だけがどんどん出ていきます。そうなると、なるべく0円に近い物件を探すしかないのです。
全国には過疎地が多くありますが、実は高齢化を食い止め、人口流入を促す助成金などを給付している自治体、市町村はたくさんあります。岡山県奈義町でも岡山移住支援金として2人以上の世帯で100万円が支給されます。北海道では「東京圏から北海道に転入し、就業・起業する」などの条件をクリアすれば、移住支援金100万円(単身者には60万円)を支給します。
中には空き家対策として20年住むと土地と家がもらえる地域もあります。一軒家(外観)の写真が市町村のホームページに掲載され、家賃月3万円程度の家も見つかります。20年間払い続ける家賃も安く、いい物件はすぐに決まってしまうので、随時確認するといいでしょう。