神楽坂淳
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神楽坂淳作家

「うちの旦那が甘ちゃんで」(講談社)、「金四郎の妻ですが」(祥伝社)などの著書がある。

現代人の不安の解消策 江戸時代のひざまくらを見習いたい

公開日: 更新日:

 最近、コロナのせいでDVが増えているらしい。外出していた夫がいつも家にいるからだそうだ。

 江戸時代もDVはあったろう。だが、現代よりも問題は小さかった。

 武士は別だが、庶民は隣近所や大家まで入れて家族である。もちろん孤独死もない。そのくらい地域のつながりが強かった。夫婦喧嘩でもしようものならすぐ近所が介入する。夫が悪ければ説教する。失業が原因なら仕事の世話までする。そうやって地域が回っていた。

 昔の長屋は百相場という買い物をした。100文単位で醤油や味噌を買う。そうやって割安にしたのである。落語で醤油を貸し借りする場面があるのは共同購入のせいであった。

 いまと違って音も筒抜けである。喧嘩もだが、夜の生活の音も筒抜けだ。秘密のない生活が地域の密着を生んでいた。

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