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井上理津子ノンフィクションライター

1955年、奈良県生まれ。「さいごの色街 飛田」「葬送の仕事師たち」といった性や死がテーマのノンフィクションのほか、日刊ゲンダイ連載から「すごい古書店 変な図書館」も。近著に「絶滅危惧個人商店」「師弟百景」。

<15>「密葬」が転じた「家族葬」から「直葬」へ…従来の一般葬はなくなるのか

公開日: 更新日:
葬儀の小型化は加速するか(提供写真)

 手元にある毎日新聞(19日付朝刊)の訃報欄に62~96歳の6人が載っている。立派な経歴に続き、葬儀についての記載は「近親者で営んだ」が4人、「親族で営んだ」「家族で営んだ」が各1人。訃報欄に載るほどの人ですら、葬式がここまで小さくなった。

 かつての「密葬」が、温かいイメ… 

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