石原慎太郎氏“幻の新党結成”秘話 総理の座を阻んだ小泉純一郎フィーバーと親バカ

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初当選の勢いも在職13年で衰え…(左から、長男・伸晃氏、石原慎太郎氏、三男・宏高氏、典子夫人=1999年都知事選)/(C)日刊ゲンダイ

「さながら去勢された宦官のような国家になり果てています」

 1日死去した石原慎太郎氏(享年89)がそう訴え、衆院議員を辞めたのは1995年4月。在職25年表彰演説の場だった。組織になじめぬ体質は自民党では異端な存在。カネを配って子分を増やすタイプでもない。現状で総理を目指す… 

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