8.18は「ハイエイトチョコの日」フルタ製菓はなぜチョコをメガネと“合体”させた?

公開日: 更新日:

 8月18日は「ハイエイトチョコの日」。大阪市生野区に本社を置くフルタ製菓の看板商品だ。

 ハイエイトと聞いてもピンとこない人も、あのメガネ型のブリスターパック(錠剤包装)を見れば思い出してもらえるだろう。

 でもなぜ、あのチョコはメガネと合体したのだろうか?

「この商品に入っているカラフルなチョコは、シュガーコートチョコ(=糖衣チョコ)といいます。これは1960年前後に日本に入ってきた新技術。有名なのは筒の容器のあのチョコ(明治マーブルチョコ=編集部注)ですが、弊社も同時期に機械を設備して商品化しました。当初は袋に入れて販売しましたが、規模の小さいフルタ製菓は大手にはかないません。販売不振の中、経営陣が『このままではせっかくの新技術と新しい機械が埋もれてしまう』と知恵を出し合った結果、当時はやっていた変身ヒーロー、また大人に憧れる子供の変身願望=メガネに着眼しました」(同社・企画開発部の担当者)

 ハイエイトチョコの発売は1967年。同年にメガネ(ウルトラアイ)で変身する「ウルトラセブン」が放送を開始している。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」