有明の反ワクチンデモは半数がバイト動員?暗躍するスカウト集団とトラブルに発展の懸念も

公開日: 更新日:

 デモの主催者は現場でバイトの件を「デマ」「お金はもらえません」などとアナウンスして回っていたが、デモ終了後に一転。公式サイト上で、一部支持者が実際にバイト集めをしていたことを認め、謝罪文を掲載した。

「関係者が認めたバイトの数は200人ほどですが、ウオッチャーらの証言を総合すると、1万人弱のデモ参加者の半数近くが報酬目当てでしょう。中抜き分を含めると総額数千万円の出費。カネを受け取れなかった人もいて、まとめ役による立て替えも発生しています。暴力団の関与を口にした若者もいたとの報道もあり、トラブルに発展しないか心配です」(黒猫ドラネコ氏)

 デモ行進の出発地だった公園では、同じ主催者による反ワクチン集会も同時開催。立憲民主党原口一博衆院議員と川田龍平参院議員がスピーチに立った。いわくつきの団体と関わりを持ち続けていて大丈夫なのか。

(ジャーナリスト・藤倉善郎)

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    草間リチャード敬太容疑者が逮捕…コンビニバイトと掛け持ちの苦労人だったが横山裕のセレクトに難あり?

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  4. 4

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  5. 5

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  1. 6

    まさかの故障で失意の最中「お前はラッキー」…トシさんの言葉がなければ今の俺はいない

  2. 7

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  3. 8

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  4. 9

    参政党の党勢拡大に早くも陰り…「聖地」加賀市で“親密”現職市長が惨敗落選の波乱

  5. 10

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情