小林製薬「紅麴」サプリ問題に“反コロナワクチン”派が反応…SNSでは厚労省との熾烈な攻防

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 小林製薬の製造・販売するサプリメント「紅麹コレステヘルプ」で健康被害が相次いでいる問題で、同社は29日会見を行った。また新たに1人死亡者が出たと発表し、これで関連が疑われる死亡者が5人になった。

 同社によるとこのサプリには想定されていない「未知の成分」が含まれているという。成分については今後明らかになるが、今回の健康被害を受けて、反応しているのがワクチン副作用に疑問を投げかける“反ワクチン”派の声だ。

「一時X(旧ツイッター)のトレンドに『コロナワクチン』が入りました。SNSでは小林製薬の問題に重ねて《コロナワクチン被害の方がはるかに多い件については?》《死亡は新型コロナワクチンのせいです。紅麹に謝れ》などの声があふれています。コロナワクチン摂取直後に亡くなった事例は複数報告されていますが、因果関係が認められたケースはほとんどなく、厚労省のHPでも《接種後の死亡事例は報告されていますが、現時点で、引き続きワクチンの接種体制に影響を与える重大な懸念は認められないとされています》と記載している。小林製薬の件はすぐに問題になっているのにと引き合いに出し、納得がいかないと騒ぎになっています」(ヘルスケア系ライター)

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