秀吉ゆかりの京都「岡林院」住職が観光被害を告発…白タク運転手から「消されるよ」と恫喝も

公開日: 更新日:

■「共存は敬意があればこそ」

「つい最近も参道を塞いでいたワンボックス車に“近くのコインパーキングに止めてください”と伝えたところ『白タクじゃねーよ! 殺すぞ』と凄まれました。誰かが被害に遭ってからでは遅すぎます。異文化共存は土地や文化に敬意を示し、互いに配慮があればこそ。今回、私が声を上げることで少しでもいい方向に進めばと思っています」(同前)

 住職には多くの賛同の声が寄せられているという。

  ◇  ◇  ◇

 山梨県富士吉田市にある新倉山浅間公園に、「映えスポット」として連日のようにインバウンドらが押し寄せている。観光客らの増加に伴い、地域では交通渋滞が発生するなどの弊害が生じ、市はさまざまな対策に追われているという。●関連記事【もっと読む】『富士山が一望できる新倉山浅間公園の“映えスポット”が超人気で駐車場を有料化…山梨県富士吉田市の苦肉』で詳報している。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性