インバウンドで長野県白馬村に空前の不動産バブル…地価上昇率が前年比30.2%の仰天

公開日: 更新日:

 空前のインバウンドバブルに沸く長野県のリゾート地・白馬村。昨年9月に国土交通省が発表した都道府県地価(基準地価)では前年比30.2%上昇の全国4位を記録(商業地)。村には上質の雪を求めて海外からのスキー客らがあふれかえっている。地元の不動産業者に土地価格の変動について話を聞いた。

「不動産価格の上昇が顕著になったのはここ2、3年のことです。もともとは2022年に中国で開催された冬季五輪前に、ウインタースポーツに興味を持った中国からの訪日客が訪れ、投機や投資目的で土地や建物を購入する人が増加。富裕層向けの外資系ホテルも建設されたことで、一気に海外から白馬村の不動産が注目されたようです」

 さらに、日本とは季節が真逆のオーストラリアからの訪日客が白馬村の雪質を気に入り、1年を通してウインタースポーツを楽しむために物件を購入するなど、複合的な要因で「不動産バブルが起きている」という。

■賃貸でも1LDKで9万円台と、東京並みの物件も

「インバウンドだけではなく、コロナ禍で浸透したリモートワークをするために、物件を購入する日本人もおり、そうした状況が価格上昇に拍車をかけています。10年前には1坪1.5万~2万円だった土地価格が場所によっては10倍ほどに上がっているところもあるぐらいです。賃貸でも1LDKで9万円台と、東京並みの物件もあります。当社にも海外をはじめとしたお客さまから問い合わせがあり、なかには相場の倍でも購入したいという希望者もいます」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  3. 3

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  1. 6

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  2. 7

    KDDIが楽天モバイルへの「ローミング」終了でライバルの“品質低下”を狙い撃つ

  3. 8

    豊昇龍が長期離脱で大の里までピンチ! “ひとり横綱”の重圧で「共倒れ」にならないか

  4. 9

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  5. 10

    永野芽郁がキャバ嬢で「復帰」もM!LKファンやきもき…共演するかもしれない佐野勇斗への“キラー”ぶり警戒