髙橋裕樹
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髙橋裕樹弁護士

「すべては依頼者の笑顔のために」がモットー。3000件を超す法律相談実績を持ち、相続や離婚といった身近な法律問題から刑事事件、企業法務まで何でもこなすオールマイティーな“戦う弁護士”。裁判員裁判4連続無罪の偉業を成し遂げた実績を持つ。アトム市川船橋法律事務所。

相次ぐ芸能人の逮捕 薬物使用の先にある「4大欲求」の恐怖

公開日: 更新日:

 沢尻エリカさん逮捕という報道に驚かなくなるほど、今年は芸能人・著名人の薬物逮捕が相次いだ年だと思います。

 薬物が報道されると、ある被告人から言われた忘れられない言葉を思い出します。僕が以前担当した覚醒剤使用の刑事事件の被告人は、有罪実刑判決を受けた後の接見の際に、僕に急にこう言ってきました。

「高橋先生、人間やってるのに覚醒剤やらないの、マジでもったいないからね。人間の『3大欲求』ってあるじゃないですか。覚醒剤をやると、あれが『4大欲求』になるんですよ。性欲とか食欲みたいな幸せになれる要素がひとつ増えるんですよ」

 ひとりの薬物依存者の意見ではありますが、「4大欲求」という言葉は本当に怖い言葉だと思います。覚醒剤を含む薬物に手を染めることで、食欲・睡眠欲・性欲に並ぶ欲求が増える。裏を返せば、薬が切れた状態は、ずっと寝ない状態、ずっと何も食べない状態に近いということになります。薬物が欲しくて粗暴になったり、幻覚が見えたり、また、仕事や家族のことをないがしろにしてまでも薬物使用の再犯に手を染めてしまう理由が分かる気がします。

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