松島修
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松島修投資助言会社社長

1960年東京生まれ。94年投資助言会社エフピーネットを設立し代表取締役に就任。メルマガ「イーグルフライ」で投資アドバイス。2008年からの金融危機前に各相場のピークを予測し「全ての投資をやめる時」と事前に警告したことで知られる。テレビ東京、日経新聞などメディア出演多数。無料メルマガ「リアルインテリジェンス」で最新情報を提供中。

中東戦争を想定した投資行動が必要 米軍シリア撤退の意味

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 現在の激動の時代の特徴は、①想定外の災害、②戦争、③金融危機ですが、戦争という切り口ではシリアから米国の撤兵が話題になりました。

 世界は英国のEU離脱とトランプ米大統領の登場により、行き過ぎたグローバリゼーションの反対の方向に急激に動いています。もともとシリアからの米軍撤退は、トランプ大統領の公約でした。米国は自国のシェールガスが活用できるようになったことから産油国となり、鎖国しても生きていける国になったので、膨大なコストを払って中東を治める必要がなくなってきているのです。

 シリアからの米軍撤退は、戦争が遠ざかるのではなく戦争が起きやすくなる方向です。今の相場で戦争が起きると、初動は株価下落、金(ゴールド)上昇、中東での戦争の場合は原油上昇となる可能性が高いです。湾岸戦争の時、金の動きをじっくり見ていましたが金は下落しました。今は戦争になると金は上昇です。

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