アンゴラの“反乱”はガソリン高騰に苦しむドライバーに朗報か? OPEC脱退で原油価格が弱含み
アフリカの産油国アンゴラのアゼベド石油相が21日、「OPECにとどまっても何も得られない」として、OPEC(石油輸出国機構)からの脱退を表明した。サウジアラビアなどOPEC加盟国とロシアなどの非加盟国でつくるOPECプラスは11月、原油価格の維持を狙って、追加で原油の協調減産することを目指したが、アンゴラを含むアフリカの一部の加盟国がこれに反発し、見送られたと伝えられた。
「アンゴラの1日あたりの原油生産量はおよそ110万バレルでOPEC内でのシェアは大きくありません。そのため生産量全体への影響は限定的とみられていますが、これからアンゴラの動きに追随するOPEC加盟国が出てくる可能性もあります。2019年にはカタールがサウジアラビアに反旗を翻す形でOPECを脱退しています」(経済ジャーナリスト)
今回のアンゴラのOPEC脱退を受けて原油先物相場は約2%下落した。もっとも、日本のドライバーの関心は、これによってガソリン価格の高騰が和らぐかどうかだろう。1リットル180円台が続く月もあった全国のレギュラーガソリンの店頭価格は現在175円台で推移している。
■関連記事
-
語り部の経営者たち キッズスター 平田全広社長(6)幼い息子の行動を観察して思いついた職業疑似体験アプリ「ごっこランド」
-
人生100年時代の歩き方 価格急騰、強い過熱感でも「金」は買いか? 投資歴30年超のコンサルが唱える「リスクヘッジで買う方法」とは
-
「50年ロングセラー」の秘訣 スナックサンド(フジパン)「こっちじゃない」と自虐CMで反撃…元祖をアピールしてシェア急回復
-
新NISAで買っていい?企業診断 AI領域のハード・ソフトを開発・販売する「ジーデップ・アドバンス」はエヌビディアと親密
-
語り部の経営者たち キッズスター 平田全広社長(5)世界旅行を終えてサイバーエージェントに入社 アメブロと藤田晋社長の存在
-
語り部の経営者たち キッズスター 平田全広社長(4)バックパッカーとして欧州から南米へ…“田舎もんでもなんとかなる”の自信
-
「50年ロングセラー」の秘訣 黒ひげ危機一発(タカラトミー)飛び出したら勝ち?それとも負け? 人気キャラとのコラボ商品も


















