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高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

代表戦でざわめく民主党はまず、軸を定めよ

 民主党で、海江田万里代表を来年9月までの任期前に引きずり降ろして、新体制の下で来春の統一地方選挙を迎えようという動きが慌ただしい。

 海江田は12年末の衆院選惨敗の後、他に人がいない、人格円満で無難、といった消極的な理由で代表に選ばれた。13年7月の参院選大敗の後も同様の理由で続投が決まった。同党の無気力状態の象徴であって、何とかこの惨めな現状を打破しようという動きが出てくるのは当然だろう。

 玄葉光一郎前外相は25日、福島県で開かれた党の会合で「政権に再挑戦する態勢を築くには代表選が行われるのが望ましい」と語り、その際、海江田が昨年参院選直後に「1年後に成果が出ていなければ」代表の座にしがみつくことはないと話していたことに言及した。ということは、通常国会が終わったら代表選をやれ、ということである。


 玄葉やそのお仲間の安住淳元財務相、中川正春元文科相ら野田政権の主流派をなした保守派グループ10人余りは、5月13日には赤坂の中華料理店で会合して「総裁選前倒し」で気勢をあげているが、その真意は岡田克也元副総理の担ぎ出しである。

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