高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

安倍政権が着手する“3大迷惑”プロジェクト

公開日:  更新日:

 原発再稼働、辺野古基地建設、そしてリニア新幹線着工は似たもの同士の3兄弟で、いずれも、国民の多くが「今どきそんなものが必要なのか」と疑念を抱き、周辺住民は「本当に大丈夫なのか」と不安に怯え反対の声をあげている。にもかかわらず、そうした疑念や不安を蹴散らすようにして安倍政権がこの秋に本格的に着手しようとしている3大迷惑プロジェクトである。その中でもほとんどマスコミでも取り上げられないまま、10月にもスルスルと着工されようとしているのがリニア新幹線だ。ある民主党議員が言う。

「自民党だけでなく、我が党にも推進議員連盟があって、当然ながらルート沿線に選挙区がある先生方はみな賛成。おまけに、9兆円を超える事業費はJR東海が全額負担するのだから、これは民間の事業だということで、国会でも議論されない。しかし、全国新幹線鉄道整備法に基づいて基本計画や整備計画を“決定”し、工事実施計画を“認可”し、営業主体・建設主体を“指名”するのは国土交通大臣ですから、原発と同じ“国策民営”なんですよ」

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