• facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger
小林節
著者のコラム一覧
小林節慶応大名誉教授

1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著)

<第1回>国民の反対が少ない項目から議論を始める間違い

 私は本紙で13回にわたり自民党改憲草案の問題点を解説した。その結果、自民党は、そもそも憲法が何であるかを理解せず、主権者国民大衆が権力者を統制する法である憲法を使って、逆に、国民をしつけようとする、とんでもない考え違いをしていることを明らかにした。

 だから、私は、そのような改憲(壊憲)を実行させてはならないと断言した。しかし同時に、今の自民党が反省していないことも明らかで、だから、いずれあの改憲提案が現実のものになることも私は予告した。

 そして、最近の報道によれば、自民党は2月に憲法改正推進本部の会合を開き、改憲を進めるにあたっての重要項目を選定するとのことである。自民党の主たる目的は9条と96条(改憲手続き)の改正であるが、その前に、緊急事態条項と環境権の創設、裁判官の減俸と私学助成の合憲化という、国民に理解されやすい項目を先行する予定だとのことである。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    錯乱答弁を連発 テレビ討論でバレた安倍首相の薄っぺらさ

  2. 2

    “被害者”が激白 塚原夫妻の無責任指導とでっち上げの実態

  3. 3

    東京、神奈川、四国…“地方票”石破氏の猛追に安倍陣営焦り

  4. 4

    体操協会なぜ切れず? 塚原夫妻“職務一時停止”本当の目的

  5. 5

    交通遺児に残された亡父の車を競売に…劇的展開に感動の嵐

  6. 6

    海外では国民が猛反発…「年金改悪」日本だけがやすやすと

  7. 7

    二軍で“塩漬け”の巨人ゲレーロ 古巣中日勢に漏らした本音

  8. 8

    OBも疑心暗鬼 巨人・由伸監督“続投示唆”から急失速のナゾ

  9. 9

    最下位転落はすぐそこ…DeNAラミ監督の続投に2つの条件

  10. 10

    ラミ監督は窮地…DeNA“横浜回帰”で浮上する次期監督の名前

もっと見る