日刊ゲンダイDIGITAL

  • facebook  
  • twitter  
  • Facebook Messenger

「駆け付け警護」先送り 自衛隊初の犠牲者に怯える安倍政権

 93年5月、日本がPKO協力法に基づいて派遣した文民警察官、岡山県警の高田晴行警部補(当時33)がカンボジアで武装集団に襲撃され死亡した一件だ。当時、自衛隊のPKO派遣の是非が大論争になり、結局、自衛隊は後方、逆に文民警察官が前方で活動し、高田警部補が犠牲となった。

 南スーダンは内戦状態。これまでにインド兵5人など、国連派遣団から30人以上の犠牲者が出ている。武器を使用する危険な「駆け付け警護」が任務に加わったら、自衛隊員から死者が出る可能性が高い。防衛省関係者の間では、「何人犠牲者が出るのか」「20~30人で済むのか」などと囁かれているという。

「先日、自衛隊の宿営地で地元民と盆踊りをしているニュースが流れていました。いまは比較的安定しているから、駆け付け警護をすぐに追加する必要はないという判断なのでしょう。しかし、法律を成立させておきながら、実際の活動時期は為政者の都合で恣意的に決めるというのは、身勝手な話です」(和泉貴志氏)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のニュース記事