南スーダンで「駆け付け警護」 自衛隊に犠牲者が出るリスク

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 戦後、初の“犠牲者”を出す舞台となるのか。安保法をゴリ押し成立させた安倍政権の暴走が早速、始まった。自衛隊が南スーダンで展開しているPKO活動(国連平和維持活動)について、駆け付け警護を追加する方向で調整に入ったのだ。

 駆け付け警護は、離れた場所で活動する他国軍やNGOが武装集団に襲われた際に救出に向かう任務だ。これまでは憲法9条が禁止する「海外の武力行使」につながる――として認められていなかったが、安保法で可能となった。政府は武器使用の手順などを定めた部隊行動基準(ROE)を作成し、新たなPKO実施計画を閣議決定する方針だが、よりによって初の駆け付け警護を行う場が南スーダンでは自衛隊も無傷で済みそうにない。

「南スーダンは2005年まで20年以上続いた内戦を経て独立しました。日本政府は紛争終了後の支援活動目的で11年から陸自部隊を派遣しているのですが、13年から政府軍と前副大統領派の間で再び内戦が勃発。PKOで派遣されていたインド軍部隊が武装組織に襲撃されて5人が殺害されました。日本は憲法9条をタテに駆け付け警護を断ってきましたが、これからは出来ない。自衛隊員に死傷者が出るリスクは確実に高まるでしょう」(防衛省担当記者)

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