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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

NY市長選で左派ポピュリズム革命は起こるのか?「マムダニ現象」トランプ大統領は戦々恐々

公開日: 更新日:

 来月4日投票のニューヨーク市長選に全米が注視している。

 期日前投票が始まり、最初の3日間で22万人が投票を済ませた。これは史上最速ペースで、選挙への異例の関心の高さを示している。注目の的は、民主党候補のゾーラン・マムダニ氏(34)。6月の予備選で最有力候補とされたクオモ元州知事を破り、全米を驚かせた新星だ。

 ウガンダ生まれのインド系移民でイスラム教徒。両親は学者という家庭に育ち、自らを「民主社会主義者」と称する。掲げるスローガンは「みんなが暮らしやすい街に」。家賃凍結や市バスの無償化など、生活に直結した政策を打ち出し、インフレに苦しむ市民、特に若者の支持を集めている。市民の4割が外国生まれのニューヨークで、増え続ける南アジア系の代表としても存在感を放つ。

■「次の時代」を占う試金石

 この「マムダニ現象」に過剰な反応を示しているのがトランプ大統領だ。自身のSNSで「共産主義の狂人」と呼び、「当選すれば市への連邦資金を止める」と警告。さらに、マムダニ氏が合法移民でない可能性を示唆し、強制送還をにおわせる発言まで飛び出した。

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