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森元首相にそそのかされ…都知事4選と東京五輪再立候補

 2009年10月、デンマークのコペンハーゲンで開かれたIOC総会。16年の五輪開催地がリオに決まった。立候補していた東京はわずか20票で4都市中3位の惨敗だった。同行していた当時、日本体育協会会長の森喜朗元首相によると、慎太郎知事は、飛行機で泣いていたという。

 20年東京五輪のドタバタは、その前の16年五輪招致から始まっていた。そこには、「森にそそのかされる“親バカ”慎太郎」という構図が見える。慎太郎は当初、東京での五輪開催に積極的ではなかったが、森と森の依頼を受けた長男・伸晃の働きかけがあった。

「森さんや体協は代々木周辺の老朽化施設の大規模改修を、『五輪』を旗印にすれば予算化できると考えたのです」(都議会関係者)

 不純な動機で始まった招致活動は、ムダ遣いとデタラメのオンパレードだった。

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