小池知事は意欲も 東京五輪“携帯リサイクル”メダルに盲点

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 ケータイが五輪のメダルになる――。小池都知事は4日、職員向けの新年あいさつで、携帯電話の中に含まれている金・銀・銅などの「都市鉱山」で2020年東京五輪のメダルを作る意欲を示した。すでに五輪組織委で検討が進められているといい、「メダルの原材料すべてをリサイクル金属でまかないます」(組織委の戦略広報部)と鼻息が荒いが、本当にそんなことができるのか。

 小池知事は12月29日のツイッターで、「2020東京大会でのメダル5000個に必要な“都市鉱山”は携帯で最低500万台」と書いている。携帯大手3社の昨年度1年間の回収台数は合計約670万台。来年春のメダル製造まで、回収期間は1年以上ある。

■現状の回収率では間に合わない

 一見間に合いそうだが、盲点もある。小池知事の言う500万台は、出来上がったメダルに含まれる金属の量からの試算。実際は、メダル製造工程でロスが出る。ロンドン大会ではその4倍程度の原材料が必要だった(11月9日の組織委理事会の資料)というから、単純計算で、2000万台が必要となる計算だ。

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