天下りあっせんで引責辞任 前川次官の退職金は8000万円

公開日: 更新日:

 文部科学省の組織的な天下りあっせんに関与したとして、事務次官の前川喜平氏が先週「辞任」した。依願退職の形だという。天下りにメスが入ったのは結構だが、実は次官の退職金は8000万円だった。

 官僚の退職金の計算式は、最後の月給に勤続年数を掛け、さらに長期勤続の割り増し乗数(10年以上の勤続でおおむね1.4~1.5)を掛ける。次官の月給は人事院によれば141万円で、前川氏は79年旧文部省入省の勤続約38年。退職金は割り増しがついて7500万円以上、8000万円弱とみられる。

 内閣人事局は14年の国家公務員退職者への「退職手当の支給状況」を公表している。それによれば、常勤職員の退職金は2000万円以上2500万円未満が最も多いが、7500万円以上8000万円未満の者が3人いた。これが次官級の退職金とみられる。6000万円台は76人、5000万円台が103人。一般国民とはかけ離れた世界だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋沢栄一の不思議 なぜ“名を冠した企業”が1社しかないのか

  2. 2

    秋篠宮家の眞子さまは一時金1億5000万円では生活できない

  3. 3

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  4. 4

    眞子さま婚約破談の危機 問題の400万円をなぜ誰も処理せず

  5. 5

    黒島結菜が22年NHK朝ドラ主演 ラブコメに起用されない理由

  6. 6

    大河「青天を衝け」の死角 渋沢栄一の“カネと女”どう描く

  7. 7

    北川景子もハマっている「盛り塩」なぜ広まった?注意点も

  8. 8

    「天国と地獄」高視聴率の裏に高橋一生“しなやかマッチョ”

  9. 9

    米国進出の渡辺直美は大成功する公算大 竹内結子の後輩に

  10. 10

    3.25聖火リレーに大逆風…スタートの福島は感染状況が深刻

もっと見る