天下り組織急増も…参院審議入りカジノ法案に「3つの闇」

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「統合型リゾート(IR)推進法案」(カジノ法案)が6日の衆院本会議で、自民党などの賛成多数で可決された。自民党は7日の参院本会議で審議入りし、9日にも成立させたい考えだ。国民からカネを巻き上げるバクチを「成長戦略」と位置付け、マトモな審議もしない政府・与党の姿はまさしく「胴元」そのものだ。

 “バクチ法案”の闇は深い。恐ろしいのは「ギャンブル依存症」だ。厚労省の調査だと、国内のギャンブル依存症は536万人(2014年)。依存症の疑いがある人は成人全体の4・8%に達し、1%前後の欧米などと比べると極めて高い割合だ。「レジャー」と呼ばれるパチンコ・パチスロでもこの状況なのに、本格的な“バクチ”が合法化されたらどうなるのか。指摘されているのが次の3つの“闇”だ。

①依存症→自殺者が急増

 北海道立精神保健福祉センターがまとめたギャンブル依存症の報告書などによると、ギャンブル依存症は薬物依存症と同じカテゴリー。覚醒剤使用の疑いで再び逮捕された「ASKA」じゃないが、いったんギャンブル依存症になったら自力更生はかなり困難だ。そして依存症患者は〈アルコール・薬物依存症同様に、とらわれ、渇望、使用した際の量的制御困難〉に陥り、〈心理社会的状態の進行性の悪化〉で〈失踪、自殺傾向がみられる〉という。07~11年に同センターで診察した137人の依存症患者のうち、3割近い38人に〈自殺傾向〉がみられた。

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