近藤大介
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近藤大介「週刊現代」編集次長

東大卒、国際情報学修士。講談社で中国を中心に取材を続け、現在「週刊現代」編集次長。明大講師も務める。新著に「未来の中国年表」。著書多数。

国境の壁よりもヒドイ? 「積分落戸」の合法的人種差別

公開日: 更新日:

 2月1日から、人口820万人の江蘇省の省都・南京市で、中国初の、そして恐らく世界にも類例を見ないであろう戸籍制度が誕生した。

 中国では「積分落戸」と呼ぶが、いわゆる「合法的人種差別政策」である。今後は15項目に照らして、合計100点以上を得た者だけに、南京市の戸籍を申請…

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