押収量1年で16倍に 覚醒剤密輸「台湾ルート」急増のなぜ

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 覚醒剤の密輸ルートが劇的に変化した――。

 警察庁がまとめたデータによると、2016年の1年間に密輸で押収された覚醒剤の量は1428.4キロ。統計を取り始めた02年以降、最多となった。

 注目はそのうちの72%に台湾の薬物犯罪組織が関与していたこと。押収量は15年は63.2キロだったが、16年は1028.5キロと、1年で約16倍もの急増である。

 覚醒剤の密輸というと、これまで北朝鮮や中国から運ばれるケースが多かった。なぜ台湾ルートが活発化したのか。

「日本海の取り締まりが厳しくなったからです」とは裏社会に詳しいジャーナリストの鹿島一男氏だ。

「日本に入ってくる覚醒剤の多くが北朝鮮と中国で製造されているのは変わりません。ただし海上輸送のルートが変わったのです。警察が日本海を厳しく取り締まるため、中国や韓国を経由して輸送することが難しくなった。そこで台湾に運び、そこから沖縄に密輸するようになったのです」

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