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友成那智スポーツライター

 1956年青森県生まれ。上智大卒。集英社入社後、今はなきPLAYBOY日本版のスポーツ担当として、日本で活躍する元大リーガーらと交流、米国での現地取材も頻繁に行いアメリカ野球やスポーツビジネスへの造詣を深める。集英社退社後は、各媒体に大リーグ関連の記事を寄稿。04年から毎年執筆している「完全メジャーリーグ選手名鑑」は日本人大リーガーにも愛読者が多い。

ゲレロJr.は未婚で子沢山、本能で打つ父とはグラウンド内外で正反対

公開日: 更新日:

ウラジミール・ゲレロ・ジュニア(ブルージェイズ/内野手/26歳)

 昨年のポストシーズンで本塁打を8本叩き込み、メジャーリーグ屈指のクラッチヒッターと見なされるようになった2世選手の代表格。特にヤンキースと対戦した地区シリーズでは4試合で3本塁打の好調ぶり。2本目は満塁アーチだったため、ポストシーズンで満塁弾を放った最初の親子選手になった。

 父ウラジーミル・ゲレロはエンゼルスに在籍した2004年にア・リーグMVPに輝いているため、ジュニアは自分もMVPになってメジャー初の親子MVPになることを夢見ている。ただ、ここにきてレギュラーシーズンで本塁打の出るペースがかなりダウンしているため、実現の可能性はどんどん遠のいているように見える。

 日本の若いファンは父ゲレロの現役時代を知らないので、共通点が多いと勘違いしているが、実際は正反対と言ってよい。父は「選球眼」という言葉と縁のない「本能で打つタイプ」だったのに対し、ジュニアは選球眼が良く、失投をじっくり待てるクレバーな打者。父は私生活でも「本能のままに生きるタイプ」。一度も正式な結婚をしていないのに6人の女性に8人の子供をもうけているが(ジュニアは最初の女性との間に生まれた長男)、ジュニアの方は24歳の若さで結婚、現在は2人の娘と一緒にいることが何よりも楽しいと語る。

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