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地下ピットコンクリは“崩壊”前提 費用15億円はムダ金濃厚

 東京・築地市場の移転問題を巡って小池百合子都知事が移転延期を決めてから約1年半――。今年10月に豊洲への移転が決まったが、まだまだ問題山積だ。

 都は昨年12月、豊洲市場の地下ピットでコンクリート打設などの追加対策工事を開始。地下の有害物質が気化し、地上の市場内に侵入するのを防ぐ目的だが、全くの無意味である可能性が浮上した。

 本紙は、地下ピットのコンクリ打設工事の設計図面を入手。有害物質侵入防止のための“フタ”は、あらゆる箇所で亀裂が入る可能性が高いのだ。青果棟が立つ5街区と仲卸売場棟がある6街区、卸売場棟の7街区で多少の差はあるものの、床面には5~6メートル四方の「カッター目地」が網の目状に設けられている。

 カッター目地とは、コンクリに無秩序にヒビが入ることを防ぐために設ける深さ数センチの溝。コンクリは気温が低い冬季に収縮、気温が高い夏には膨張するため、時間が経つにつれ高い確率でヒビ割れが起きる。そのため、あらかじめ溝を設けた箇所にヒビ割れを誘発。やたらめったら亀裂が入りまくるのを防ぐ措置だ。

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