日朝首脳会談 「後退」観測の裏にプーチン大統領の横ヤリ

公開日:

 安倍首相が2002年以来の日朝首脳会談の開催に向けて、気炎を上げている。18日の参院決算委員会でも「拉致問題を解決するためにはどのようなチャンスも見逃すつもりはない」と鼻息が荒かったが、どうも疑わしい。側近が火消しに走り、早くも雲行きが怪しくなってきているのだ。

 後退観測を流したのは、安倍側近のひとりである西村康稔官房副長官だ。17日に出演したフジテレビの番組で、日朝首脳会談の時期について「報道されているような8月や9月は、これまでの状況を考えるとそう簡単に成果を出すのは難しい」と発言したのだが、〈日朝会談へ本格調整〉〈8・9月案浮上〉などと大々的に報じたのは、安倍首相の親密メディアだ。

 ロシアのプーチン大統領が9月中旬にウラジオストクで開く国際会議「東方経済フォーラム」に金正恩朝鮮労働党委員長を招待したことから、この国際会議を利用して16年ぶりの日朝首脳会談にこぎ着けるという筋書きだった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    伊集院静氏が指摘 今の65歳から80歳が日本をダメにした

  2. 2

    小橋健太さんが明かす 先輩レスラーたちの凄まじい飲み方

  3. 3

    月9「SUITS」で高評価 鈴木保奈美の豪華衣装と着こなし方

  4. 4

    M4~5級が異例頻発…南海トラフ地震「1~2年後」と専門家

  5. 5

    火野正平との醜聞が話題に 元祖バラドル小鹿みきさんは今

  6. 6

    「興味ない」から余計に怖い…上沼恵美子“女帝”たるゆえん

  7. 7

    フジ月9「SUITS」 視聴率“2ケタ死守”ほぼ確定も残る不安

  8. 8

    銀シャリ鰻和弘が語る 父の借金で取り立て続いた少年時代

  9. 9

    水道法改正の裏で…民間業者「水を止める」と住民“脅迫”

  10. 10

    M-1騒動 カンニング竹山の正論が刺さったTVの“日和見体質”

もっと見る