小林節
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小林節慶応大名誉教授

1949年生まれ。都立新宿高を経て慶大法学部卒。法学博士、弁護士。米ハーバード大法科大学院のロ客員研究員などを経て慶大教授。現在は名誉教授。「朝まで生テレビ!」などに出演。憲法、英米法の論客として知られる。14年の安保関連法制の国会審議の際、衆院憲法調査査会で「集団的自衛権の行使は違憲」と発言し、その後の国民的な反対運動の象徴的存在となる。「白熱講義! 日本国憲法改正」など著書多数。新著は竹田恒泰氏との共著「憲法の真髄」(ベスト新著) 5月27日新刊発売「『人権』がわからない政治家たち」(日刊現代・講談社 1430円)

「新潮45」小川論文は科学と事実を無視するLGBT批判暴論

公開日: 更新日:

「新潮45」10月号の小川榮太郎氏(文芸評論家)の論文を読んでみた。

 いわく、①性的嗜好など見せるものでも聞かせるものでもない。性行為を見せないのが法律の有無以前の社会常識である。②杉田水脈氏の「『LGBT』支援の度が過ぎる」は読んだが、どこが問題なのか、先入観なしの一読では、率直なところ分からなかった。③LGBT、そもそも性的嗜好をこんなふうにまとめることに、何の根拠もない。このような概念に乗って議論すること自体を私は拒絶する。④ましてレズ、ゲイに至っては!全くの性的嗜好ではないか。⑤LGBTの生きづらさは後ろめたさ以上のものだというならSMAG(サド、マゾ、お尻フェチ、痴漢)もまた生きづらかろう。痴漢の男の触る権利を保障すべきではないか。⑥政治は個人の「生きづらさ」という名の「主観」を救えない、いや、救ってはならないのだ。⑦政治も同調圧力に応じてそうした動きに寄り切られてはならない。

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