小俣一平
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小俣一平

1952年生まれ。武蔵野大学客員教授、元NHK社会部記者。疑獄事件からトイレ探検までフィールドは硬軟無限大。老人力同盟事務局長。 著書は、「新聞・テレビは信頼を取り戻せるか」無念は力」「ロッキード秘録「消えた警官」「『トイレ探検隊』がゆく!」など。

呆れた安倍内閣 「徳」なし総理の下「徳」なし大臣集まる

公開日:

 安倍晋三首相は東京・吉祥寺にある成蹊学園の出身である。成蹊は、旧制7年制高等学校の伝統を引き継ぐ名門校のひとつ。校名の成蹊の由来は、史記に出てくる<桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す>にある。その趣旨は「桃李の下には人が寄ってきて小道ができるように、徳のある者は話をしなくても自然に人が集まる」「徳とは心を養い、身につけたもの」というものだ。安倍さんは小・中・高・大学と16年間も成蹊に通っているから十分に徳を積んだはずだ。

 しかし、国会での論戦を見たり読んだりしていると、誠意を尽くした論議どころか、論議することから逃げているように見える。これは<もの言わざれども>を自分の都合のいいように理解しているのではないか。

 しかも安倍さん、国語があまり得意ではなかったらしい。彼は丁寧という言葉をしばしば口にするが、答弁は官僚が準備した書面を棒読みしていて丁寧とはほど遠い。かつてNHKの籾井会長時代の政治ニュースは、必ずと言っていいほど「安倍総理大臣は丁寧に」が慣用句。耳にタコができるほど「安倍総理大臣」と「丁寧」を大安売りしていた。森友学園・加計学園などでのあまりにも不誠実な、それこそ丁寧でない対応に、さすがにこの用語は鳴りを潜めていたが、最近、また耳にするようになった。

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