小俣一平
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小俣一平

1952年生まれ。武蔵野大学客員教授、元NHK社会部記者。疑獄事件からトイレ探検までフィールドは硬軟無限大。老人力同盟事務局長。 著書は、「新聞・テレビは信頼を取り戻せるか」無念は力」「ロッキード秘録「消えた警官」「『トイレ探検隊』がゆく!」など。

安倍3選確実といわれる総裁選で国民に問われていること

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 五木寛之さんが名付け親だという「全日本こころの歌謡選手権大会」を聴きに江戸川区総合文化センターに行ってきた。プロ、アマチュア22人の歌手。テレビで見かける歌手も顔色なしと思える歌唱力は、長時間、退屈させぬ熱唱揃いだった。海上自衛隊東京音楽隊の演奏も見事だった。ところが楽団が最後に演奏した曲が、「軍艦行進曲」だった。「守るも攻めるも黒鉄の浮かべる城ぞ頼みなる……」のかつての軍国主義を思い出した。

 この日は8月5日。翌6日は、広島に原爆が投下され、14万有余の命が奪われた日だった。職務上いつも演奏しているのかも知れないが、“鎮魂の8月”(沖縄は6月)には、配慮があってしかるべきだ。せっかくの素晴らしい歌謡大会の最後に不快な思いが残った。

 翌日と9日に広島、長崎で開かれた平和式典で安倍晋三首相は、「核兵器のない世界の実現」と言及しながら、「核兵器禁止条約」に参加しないことを改めて明言した。世界で唯一の被爆国日本が、核兵器廃絶に背を向ける異様な事態を続けている。これは日本政府が、核の威嚇を常套手段とするアメリカのポチを任じているからに他ならない。

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