防衛大綱で定年延長…安倍政権下で進む自衛隊の“高年齢化”

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 安倍政権は護衛艦「いずも」の空母化や、戦闘機「F35」の大量購入を決定したが、心配されているのが、これらを扱う自衛官の高齢化だ。

 自衛隊の年齢構成が最後に記載された2012年度版防衛白書によると、1990年に31・8歳だった自衛官の平均年齢は、11年には35・6歳にまで上がっていた。白書には<年齢という観点から、自衛隊の精強性についての再評価が必要な状況となっていた>という記述もある。

 また、古いデータになるが、09年5月に防衛省が発表した資料では、陸上自衛隊の幹部の平均年齢は約41歳となっており、米国陸軍の約34歳、英国陸軍の約36歳と比較して「体力を必要とする尉官に45歳以上の者が多数存在」と注意を呼びかけていた。防衛省自ら、自衛官の高齢化を懸念しているのだ。

 しかも自衛隊の高齢化は、さらに進んでいる可能性が高い。防衛省は今年10月から28年ぶりに自衛官の採用年齢の上限を引き上げ、現行の26歳までを32歳までに変更。さらに今回の防衛大綱では、自衛官の定年年齢の引き上げや退職自衛官の活用についても記述している。

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