戦闘機に1兆円…「防衛大綱」再改訂で専守防衛は葬られる

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 1兆円分の戦闘機をお買い上げだそうだ。

 政府が12月中にまとめる新たな「防衛計画の大綱(防衛大綱)」に、海上自衛隊の「いずも」型護衛艦を改修して戦闘機を搭載できるようにする事実上の空母化や、艦載する最新鋭ステルス戦闘機「F35B」の導入を明記する方針を固めた。

 安倍政権がいずもの空母化をもくろんでいることは、以前からたびたび報じられてきたが、昨年12月には当時の小野寺防衛相が「改修に向けた具体的な検討は行っていない」と否定。それから1年足らずで、一気に舵を切ってきた。

 軍事評論家の前田哲男氏が言う。

「いずもの空母化と短距離離陸が可能なF35Bの導入で、先制攻撃を可能にする軍事力を保持し、太平洋やインド洋にまで展開できるようになる。『専守防衛』からの完全な転換です。安倍内閣は政権奪還後の2013年にも防衛大綱を改定していますが、大綱は本来、10年間ほどの長期方針を定めたもので、ひとつの内閣で2度も改定するのは初めて。15年に安保法を改めて集団的自衛権の行使が可能になったため、それに合わせて自衛隊がやれるようになったことを次々と大綱に盛り込もうということです」

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