高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

戦略不在で成果なし…幼稚化に拍車をかける「官邸外交」

公開日: 更新日:

 安倍晋三首相の「得意分野」は外交だということになっていて、先の参院選でも自民党公約の筆頭に「世界の真ん中で、力強い日本外交」を掲げたりもしていたが、考えてみると単に外遊の回数が多いというだけで、レガシーとして語り継がれるような目覚ましい成果は何ひとつ達成されていない。

 なぜそうなのか、外交の専門家に問うた。彼の分析はこうだ。

「ひとことで言えば戦略不在。長期の視点に立って、段階を追い、丁寧に駆け引きしながら合意を積み重ねていくという粘り強さがなくて、トランプとゴルフをするとか、プーチンと一緒に温泉に入るとかしてトップ同士で仲良くなれば何とかなるんじゃないかという、恐ろしく幼稚な発想しか持ち合わせない。しかも注意力散漫な傾向があって、ちょっとやってダメだったらすぐに別のテーマに移ってしまい、一つ一つ始末をつけるということができない。これではとても成果など上げられるわけがないでしょう」

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