高野孟
著者のコラム一覧
高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

参院選の結果が示す野党と労組の関係が激変している事実

公開日: 更新日:

 参院選の開票結果の中であまり注目されていないのは、野党と労組の関係に激変が起きている事実である。

 周知のように、1998年の第2次民主党結成で、旧社会党系やさきがけ系を中心とした第1次民主党と、小沢一郎の新進党から分かれた旧民社党系とが大合流して以来、連合労組は一貫して「民主党(後には民進党)支持」で政治との関係を形作ってきた。

 とはいえ、それはまさに呉越同舟で、官公労中心の旧総評系労組は主に旧社会党系を、民間大企業中心の旧同盟系労組は旧民社党系をそれぞれ支援し、とくに参院選比例ではそれぞれに労組幹部出身のいわゆる「組織内候補」を抱えて全国キャンペーンを張り、お互いのメンツにかけて必勝を期してきた。

 ところが2017年秋の衆院選を前に勃発した前原・小池騒動で民進党が立憲民主、国民民主、無所属に3分解してしまい、しかもその騒動に連合の神津里季生会長も一役買っていたことから混乱が始まり、結局、今回の参院選では旧総評系労組が立憲民主支持、旧同盟系労組が国民民主支持と、別の党で選挙を戦うことになった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    稲村公望氏 日本郵政の迷走は民営化という構造改悪の結果

  2. 2

    沢尻エリカ出演辞退か 浜崎あゆみ「M」ドラマ化が暗礁に

  3. 3

    沢尻エリカvs門脇麦「麒麟がくる」撮影現場で一触即発か

  4. 4

    IOC“都排除”の札幌変更 小池知事は「酷暑対策」で信用失墜

  5. 5

    電波少年で時の人 伊藤高史さん「朋友」から21年年後の今

  6. 6

    スタイルはKoki,以上 静香の長女のフルート演奏を聴いた

  7. 7

    ラグビーW杯悲願の8強 日本が打ち破った伝統国の“差別”

  8. 8

    ラグビーW杯で日テレが高笑い 格安放映権で“濡れ手で粟”

  9. 9

    土屋太鳳に吉岡里帆…“嫌われ者”は好かれる先輩に学ぶべし

  10. 10

    「コウキに付きっきり」ママ友が明かした工藤静香の“素顔”

もっと見る

編集部オススメ

  1. {{ $index+1 }}

    {{ pickup.Article.title_short }}

もっと見る