高野孟
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高野孟ジャーナリスト

1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。

韓国に対する輸出規制 東アジア大循環をブチ壊す自損行為

公開日: 更新日:

 日本政府が韓国に対する事実上の“報復”として半導体関連の輸出規制に踏み切ったことが、ブーメランのように戻ってきて日本自身を傷つけるそのダメージは、一般に想像されるよりはるかに深刻である。

 規制の対象とされたのは、半導体メモリーの製造に不可欠な「フッ化水素」や「レジスト」、有機ELディスプレーの素材となる「フッ化ポリイミド」の3品目。いずれも日本企業の世界シェアが70%、90%を占める超ハイテク素材で、日本がその輸出を規制すれば、例えばDRAM製造で合わせて世界シェア74%を占めるサムスンとSKハイニックスの韓国2社がたちまち立ち往生するけれども、その韓国製DRAMに頼っているパソコン、携帯電話をはじめありとあらゆる電子製品の生産が日本も含めて世界中で大混乱に陥る。フッ化ポリイミドも同様で、これを用いて有機ELディスプレーを製造して最先端を走る韓国のサムスンとLGが困るだろうが、それを輸入してパソコン、携帯などを生産している中国も困り、世界はもっと参ってしまう。

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