溝口敦
著者のコラム一覧
溝口敦ノンフィクション作家、ジャーナリスト

1942年7月5日生まれ。早大政経卒 徳間書店、博報堂勤務を経て、フリージャーリストに。暴力団や闇の世界に深く食い込んだド迫力ルポには定評がある。『食肉の帝王』で第25回講談社ノンフィクション賞受賞、日本ジャーナリスト会議賞受賞。『暴力団』(2011年)がベストセラーに。

高山清司若頭が出てきても「山口組再統一」はほぼ不可能

公開日: 更新日:

 10月18日、6代目山口組の高山清司若頭が東京・府中刑務所を出所、名古屋で司忍組長に帰任の挨拶をした。

 世間の興味は高山若頭が3派に分裂した山口組問題にどう決着をつけるかだろう。彼の強圧的な組運営が山口組を分裂させたとみられる以上、彼が今後山口組の7代目組長に就く、就かないに関係なく、分裂に締めくくりをつけねばならないのは当然だろう。

 しかし、暴力を強め、抗争を激化することで神戸山口組と任侠山口組とを屈服させ、再統一を図ることはほぼ不可能とみられる。弘道会が実行した10日の山健組組員2人射殺事件では早速、双方の組施設約20カ所が利用禁止になった。

 抗争を激化させれば、新たに暴対法上の「特定抗争指定暴力団」に指定され、組事務所などが利用できなくなるばかりか、組員がたむろすることまで不可能になる。組は立ち往生して、生きながら死んでしまう。

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