立岩陽一郎
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立岩陽一郎

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。

NHKとみずほ銀の異常な蜜月 新会長人事で抱える新たな爆弾

公開日: 更新日:

「権力を持っている政権が報道機関から権力チェックされるのは当たり前だと思う。(政権との)距離はきちっと保つ」

 来年1月にNHK会長に就任する前田晃伸氏が記者会見でこう語ったという。「政府が右ということを左というわけにはいかない」などと言いだす人物でなくて、まずは安堵しているNHK職員は多いだろう。ただ、今の制度では政権が認めない人間がNHKのトップに就くことはあり得ない。放送行政に詳しい国会議員は、「官邸に近いNHKの理事が菅官房長官と力業でねじ込んだ」と証言しており、新NHKがどれだけ距離を保てるのかは注視する必要がある。

 ただ、この人事は別の理由でアウトだと私は思っている。利益相反が疑われるからだ。前田氏はみずほフィナンシャルグループ(FG)の元会長。NHKとみずほ銀行とが特殊な関係なのは、NHKの人間ならよく知る事実だ。

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