立岩陽一郎
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立岩陽一郎

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。

なぜ安倍総理は沖縄の懸念をアメリカに伝えられないのか

公開日: 更新日:

 60年前の1960年1月19日(米東部時間)、日米安保条約の改定が調印された。それを記念するレセプションで安倍総理は、「岸信介は、日本の首相として、アメリカの大統領とゴルフをした最初の人物でした。2番目はと言いますと、私でありました」と話した。

 会場には、岸が一緒にゴルフをしたアイゼンハワー大統領の親族が招かれていたという。岸が安倍総理の祖父であることは言うまでもない。安倍総理は当時の両首脳の「友情」に触れつつ、「いまや、日米安保条約は、いつの時代にも増して、不滅の柱。アジアと、インド・太平洋、世界の平和を守り、繁栄を保証する不動の柱」と強調した。

■公文書に残っていた岸信介の米政府牽制発言

 この認識は2つの点で間違えている。

 ひとつは、岸についての認識だ。私の手元に米政府の公文書がある。そこに岸が当時のダレス米国務長官に伝えた言葉が載っている。それは「琉球の問題について2点挙げたい」として始まる。琉球とは当時、アメリカの施政権下にあった沖縄のことだ。

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