立岩陽一郎
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立岩陽一郎

ジャーナリスト、1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。アメリカン大学(米ワシントンDC)フェロー。毎日放送「ちちんぷいぷい」レギュラー。

トランプ大統領弾劾決議 注視すべきはアメリカ議会の変質

公開日: 更新日:

 アメリカ下院でトランプ大統領の弾劾が決議された。年明けから上院で審理が行われ、大統領にかけられた権力乱用と議会妨害の罪について採決が行われる。これについての日本の報道に違和感を覚える。総じて、上院で共和党が多数を占めているため、トランプ大統領は罷免されないというトーンだ。「政治ショー」と断定している新聞もある。

 確かに、下院では共和党は誰一人、弾劾に賛成しなかった。トランプ大統領は、「共和党はかつてないほど結束している」とツイートしている。しかし、2年に1度選挙を強いられる下院議員とは異なり、上院議員は6年の任期の中で大所高所からの判断を求められる。

 上院議員は各州2人選出で100人。閣僚や最高裁判事の任命権や、国際条約を批准する権限も持つ。それだけの責任が課せられているわけで、下院と同じレベルで党派性が顕著なわけではない。日本の政治記事をあてはめたような見通しを書くのは正しくない。

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