出井康博
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出井康博ジャーナリスト

いでい・やすひろ 1965年、岡山県生まれ。早大政経学部卒業。英字紙「THE NIKKEI WEEKLY」記者などを経て、フリー。著書に「移民クライシス 偽装留学生、奴隷労働の最前線」(角川新書)、「ルポ ニッポン絶望工場」(講談社+α新書)など。

留学生への人権侵害が横行 新基準でも排除されない悪質校

公開日: 更新日:

 留学生にとって日本での入り口となる日本語学校では、数々の人権侵害が横行している。その一例が、筆者の取材で明らかになった宇都宮市のA日本語学校における、留学生への証明書発行拒否だ。多くの留学生が希望の進学や就職を果たせず、A校系列の専門学校への内部進学や帰国を強いられた。留学生たちの人生は台無しになったというのに、日本語学校を監督すべき法務省の出入国在留管理庁は対策に乗り出そうとはしない。それは、なぜなのか。

 実は、入管庁はすでに昨年8月、日本語学校の運営基準を「厳格化」している。同年3月、東京福祉大学で1年間に約700人もの留学生が所在不明になっていることが発覚し、国会でも問題となった。その結果、入管庁が対応を迫られたからだ。

 新基準の肝は、日本語学校に対し、卒業生の7割以上を進学か就職、もしくは「CEFRのA2」相当以上の日本語能力を身につけさせるよう求めたことだ。基準を満たせない場合、留学生の受け入れが不可となる可能性がある。

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