出井康博
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出井康博ジャーナリスト

いでい・やすひろ 1965年、岡山県生まれ。早大政経学部卒業。英字紙「THE NIKKEI WEEKLY」記者などを経て、フリー。著書に「移民クライシス 偽装留学生、奴隷労働の最前線」(角川新書)、「ルポ ニッポン絶望工場」(講談社+α新書)など。

多額の借金を背負わされ…最大多数“ベトナム留学生”の素顔

公開日: 更新日:

 世界的な人材の獲得競争が起きている。このままでは優秀な外国人材が日本へ来なくなる――。新聞などで最近よく見かける主張だ。経済界に近いメディアのみならず、“人権派”の識者も多用する。安倍政権も、外国人の受け入れには積極的だ。

 しかし経済界、また政府にしろ、「優秀な外国人材」の受け入れなど望んでいるとは思えない。優秀な外国人が日本に押し寄せれば、日本人の仕事が奪われてしまう。本音で求めているのは、人手不足が著しい低賃金・重労働の担い手なのだ。

 ただし「底辺労働者を受け入れる」と言えば、世論が納得しない。そのため「優秀な外国人材」や「人材の獲得競争」といった詭弁が弄される。では、実際にはどんな外国人が来日しているのか。

 日本への人材送り出し国として中国をしのぎ、最大の存在となったのがベトナムだ。実習生と留学生だけで約30万人のベトナム人が在留している。

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