著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

日本が降伏しなければ毒ガス、細菌兵器、3発目の原爆が投下されていた

公開日: 更新日:
広島市の焼け跡で記念に瓦の破片や鉄片などを持ち帰る進駐軍兵士たち(1946年3月)/(C)共同通信社

 太平洋戦争は3年8カ月続けられたが、これを5段階に分けて記述してきた。最終段階の「降伏」という期間は、昭和20(1945)年4月に始まった沖縄戦から8月15日までとしてきた。もし本土決戦を行い、昭和21年3月1日からのコロネット作戦で日本が降伏したならばどんな状況になっていたで… 

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