著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

米国の情報解読機関は日本海軍の暗号解読に苦戦した

公開日: 更新日:
1921年11月、開幕するワシントン会議出席のため、米サンフランシスコに到着、市主催の歓迎式典に臨む日本代表団(左上、=米議会図書館所蔵・共同)

 ワシントン会議での日本海軍は、主力艦の排水量を6割でまとまったことに不満であった。いつか痛い目にあわせてやろうという不満を心中に秘める幹部もいたのである。戦略上は戦艦、巡洋艦などの主力艦はアメリカ、イギリスに対して7割は必要と試算していたのである。ただ日本の国力がそれだけの力が… 

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