尖閣諸島をめぐる日中関係は「緊張していない」と断言 専門家が喝破する現状と未来
泉川友樹(琉球経済戦略研究会事務局長)
![泉川友樹氏(C)日刊ゲンダイ](https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/291/984/1f01a34b80dfcc80c71542c6450875f020210715123500545_262_262.jpg)
日中間の喉元に刺さったトゲといわれた尖閣諸島――米中・日中関係の悪化からトゲはアジアの火薬庫へとキナ臭さを増している。今年2月1日、中国が沿岸警備隊にあたる海警局に兵器使用などを認める「海警法」を施行し、中国公船の領海侵入が大きく報道されている。しかし、尖閣水域の緊張は局地的、…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り3,347文字/全文3,487文字)
初回登録は初月110円でお試し頂けます。