【長野】羽田家&神津vs井出「不義を討つ」佐久バトルが勃発

公開日: 更新日:

○当選圏内、△拮抗でやや優勢、▲拮抗でやや劣勢。左印は政治評論家・野上忠興氏、右印は政治ジャーナリスト・泉宏氏の予想。(前)は比例で当選。

 ◇  ◇  ◇

【長野1区】
 ▲若林 健太57自新
○△篠原  孝73立前

 参院から鞍替えした若林が7選を目指すベテランの篠原を猛烈に追い上げる。若林正俊元農相の長男。2016年参院選で杉尾秀哉氏(民進党)に議席を奪われ、17年衆院選は比例単独で落選した。

「この2年で選挙区内をくまなく歩き、16万世帯を戸別訪問しました」(後援会関係者)

 篠原はコロナ禍で戦略を変更し、集会などのハコモノを封印。選挙カー駆使の遊説、それに電話作戦を展開中だ。

「まず秘書らが有権者に電話を入れて聞き取り。疑問に答える形で篠原自身が電話をかける。現職の強みで逃げ切りたい」(篠原陣営関係者)

 世代交代の可能性あり。

【長野2区】
  ▲務台 俊介65自(前)
 ○△下条 みつ65立前
   手塚 大輔38維新

魔の3回生」の務台は復興政務官時代、被災地視察に革靴で入り、事務方におぶわれて移動。「長靴業界は儲かったんじゃないか」と軽口を叩いて辞任に追い込まれた。選挙のたび得票を減らし、環境副大臣就任アピールも絶望的。

【長野3区】
△○井出 庸生43自前
▲ 神津  健44立新
  池  高生53N新

「長野は教養がある人が多いから表には出さないがね、井出にはカッカきとる。『不義を討つ』という人もおります」(神津の後援会関係者)

 元NHK記者の井出は祖父が官房長官、伯父が厚生相などを務めたサラブレッド。みんなの党を振り出しに渡り歩き、前回は希望の党で3選。県内で絶大な影響力を持つ千曲会(羽田後援会)の支援を受けたにもかかわらず、自民党入りしたため、名門同士のガチンコ対決に発展した。

 JICA職員としてアフリカの貧困対策に取り組んできた神津は、コロナ感染で急逝した羽田雄一郎参院議員のいとこ。「日本のために経験を生かせ」と口説かれていた。

「弔い合戦になった4月補選で、神津さんは(羽田)次郎さんの事務所で影武者として戦った。井出家のお膝元の佐久市では、神津家は超名門。羽田家と組んだ神津が最後は勝つよ」(前出の関係者)

【長野4区】
○○後藤 茂之65自前
  長瀬由希子53共新

 後藤は厚労相に抜擢されて初入閣。

「職務優先ですが、4日ほど地元に戻れる」(陣営関係者)という。肩に白いものが目立つのは多忙ゆえか。

【長野5区】
○○宮下 一郎63自前
  曽我 逸郎65立新

 2度目の対決。元中川村長の曽我が支持を広げるも、宮下は後援会活動を重ねて足元固め。

*番外編を【動画】でご覧いただけます。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    大谷翔平が2年連続「球宴先発投手」に急浮上! 投票選出エース級が続々登板回避の可能性

    大谷翔平が2年連続「球宴先発投手」に急浮上! 投票選出エース級が続々登板回避の可能性

  2. 2
    “愛妻家”菅田将暉「5カ月俳優休業」の真相は…妻・小松菜奈との新婚生活満喫のため?

    “愛妻家”菅田将暉「5カ月俳優休業」の真相は…妻・小松菜奈との新婚生活満喫のため?

  3. 3
    KDDI通信障害「補償額」どれだけ巨額に? 一般利用者には400円分のポイント付与か

    KDDI通信障害「補償額」どれだけ巨額に? 一般利用者には400円分のポイント付与か

  4. 4
    生稲晃子氏に今度は“パクリ疑惑”が! 候補者アンケートの回答が朝日健太郎氏と丸かぶり

    生稲晃子氏に今度は“パクリ疑惑”が! 候補者アンケートの回答が朝日健太郎氏と丸かぶり

  5. 5
    「名門女子大」人気凋落のナゼ…新5000円札の“顔”津田梅子もビックリ?

    「名門女子大」人気凋落のナゼ…新5000円札の“顔”津田梅子もビックリ?

  1. 6
    飯島直子の“54歳の現在”に…「全然劣化してなくて感動した」とネットが大騒ぎ

    飯島直子の“54歳の現在”に…「全然劣化してなくて感動した」とネットが大騒ぎ

  2. 7
    間違いだらけのエアコン節電…微風or自動どっちがエコ? 除湿と冷房で除湿量が多いのは?

    間違いだらけのエアコン節電…微風or自動どっちがエコ? 除湿と冷房で除湿量が多いのは?

  3. 8
    常識が通じないモンスター住民も「大家さん」と聞いて“青菜に塩”状態に

    常識が通じないモンスター住民も「大家さん」と聞いて“青菜に塩”状態に

  4. 9
    女優・沢田雅美さん「渡鬼」降板報道の真相で「本が一冊書けてしまうかな(笑)」

    女優・沢田雅美さん「渡鬼」降板報道の真相で「本が一冊書けてしまうかな(笑)」

  5. 10
    生稲晃子氏が「同性婚反対」で再び炎上…「自分らしく生きられる国へ」の主張に矛盾

    生稲晃子氏が「同性婚反対」で再び炎上…「自分らしく生きられる国へ」の主張に矛盾