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室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

つまりさ、斎藤裁判官はこう言ったんじゃね?(立法府、あとはよろしくな)って。

公開日: 更新日:

 そういったことを自由にしてしまえば、「社会に大きな変化をもたらす」という反論があったようだが、斎藤裁判官は、「的確な根拠があるとはうかがえない」ともいってたぞ。

 ま、同性愛者が増えたとし、なんら社会が変わったとしても、民主主義国家において、個人の尊厳や、個人の尊重が、認められないのはおかしいわけで。

 ぶっちゃけあたしは、他人の内心に踏み込んでまで、干渉・指導しようとするような輩は、野蛮人だと思っているので。

 じつは、不倫についてもそう思ってる。パートナー同士の話で、バレたら社会的に抹殺されるような話ではない。

 愛は無形。見えないし、定義もない。人様の心について、積極的に殺しにかかる野蛮人は、いなくなってくれと願う。

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