著者のコラム一覧
室井佑月作家

1970年、青森県生まれ。銀座ホステス、モデル、レースクイーンなどを経て97年に作家デビュー。TBS系「ひるおび!」木曜レギュラーほか各局の情報番組に出演中。著書に「ママの神様」(講談社)、「ラブ ファイアー」(集英社文庫)など。

盛山正仁文科相「記憶にない」に、笑いそう。笑ってる場合じゃないんだけどさ。

公開日: 更新日:

『記憶にないが、署名したのではないか。自分のサインに似ている』(盛山正仁文部科学相・自民党

  ◇  ◇  ◇

 これは7日の参院予算委員会、2021年の衆議院選をめぐり、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の友好団体の推薦確認書(協定書)に、盛山文科相のサインがあったことを写真つきで報道されたことについて。立憲の杉尾秀哉さんが「サインしたのかしてないのか」何度も訊ねると、盛山さんは何度も「記憶にない」と答えていたが、耐えきれずちょろっとこういった。

 やっべ、笑いそう。笑ってる場合じゃないんだけどさ。だって、旧統一教会の利害関係者である人が、旧統一へ解散命令請求を出す政府側の責任者の大臣って、かな~りおかしい話じゃん。ちゃんとやるのか微妙だよ。

「不信任案が否決されたあとに大臣は、恥ずべき行動をしたつもりはない、と断言されております。これにサインしたということは、恥ずべき行動でしょ? 記憶にないとくり返すなら、忘れたこと自体が恥ずべき行為でしょ?」

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…